背面跳びの記録を伸ばすポイントまとめ
背面跳びの記録を伸ばすポイントを理解していますか?
走り高跳びの背面跳びは体の軸を保って、しっかり踏み切ることでバーを越えることができます。
背面跳びの助走は、通常、9歩から14、15歩で、バーに対して真っ直ぐに走りだして、最後の4、5歩が曲線となります。
曲線を走ると遠心力が働き、体がこれに耐えようとして円の中心側に体がおのずと傾くわけですね。これが内傾動作と言われます。
実際に体を一本の棒のようにしながら曲線を走ってみると自然に内傾が得られることがわかると思います。
この曲線での助走はスピードを落とすことなく内傾によって地面から重心までの位置は低くなります。
その結果、背面跳びで踏み切りやすくなるわけです。(踏み切り後に背中を向けやすい)
助走は全力疾走の7割くらいでスピードで走ります。
全力では高さより幅に挑んでしまうようになり、効率良く高く跳ぶことができません。
逆に助走が遅すぎると、脚のバネに頼ることになり、起こし回転によるバネを上手く使うことができなくってしまいます。
なので、起こし回転のバネを活かせる全力疾走の7、8割のスピードが大切になります。
ただ、踏み切るときの起こし回転のイメージはつかみにくいものです。
そのため、5センチくらいの低い台に乗りこみながら脚を伸展する動きをを意識して踏み切ってみるといいです。(膝がつま先より前に得ないように注意)
踏み切り足を伸展させながら、体の軸をしっかり乗せ、同時にもう一方の脚の振り上げ動作もタイミングよく行うことで跳躍力が高まります。
上記の走り高跳びの記録が伸ばすポイントを押さえて練習し、効率よく記録を伸ばしていきましょう。
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