走り高跳び(背面跳び)の助走
走り高跳び(背面跳び)の助走が上手く出来ていますか?
左足で踏み切るならバーに向かって右から、右足から行うなら左側から助走を始めます。
助走の歩数の目安は、9歩から11歩くらいになり、バーに向かって逆のJの字をを描くようにし、どこからスタートして曲がるかはマーカーをつけて各自で確認します。(試合ではマークを2つ設置出来ます。)
そして、走り高跳びには、補助助走をつけるローリングスタートとなしで行うセットスタートでの助走がありますが、大切になってくるのは、曲線部分でもしっかり走ることですので、これさえ押さえておけば自分のやりやすい方で構いません。
また、助走スピードは全力疾走の7〜8割くらいで行い、全力疾走に近いスピードでは高さではなく幅跳びになってしまい、効率が悪いです。
ですが、逆に遅すぎても、スピードを十分に活かせず、脚のバネだけを頼ってしまうようになります。
ですので、4〜6歩での直線で必要なスピードを出し、最後の5歩で曲線を描き、跳び上がる準備態勢を作るようにします。
この曲線に入る時に、体が内側に自然に傾くことで重心が下ってくるので、肩を入れたり捻じったりすると、体の軸が崩れてしまいます。
踏み切りでは平面の速さを縦の高さに変えるので、体の軸をきちんと維持した姿勢で曲線を描いて走ることを意識して行いましょう。
なお、この福間博樹監修の走り高跳び上達革命DVDでは、理想的な踏切を容易にする助走について詳しく解説してあり、いくつかの型があり長短さまざまですが、ランニング助走からを身につけましょう。
更に、成績をアップするL字3歩に関しても解説してあります。
長所を最大限に伸ばし、自己ベストを更新する練習・指導法
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