走り高跳びの内傾姿勢(動作)
走り高跳びでの内傾姿勢が上手く出来ていますか?
曲線を走ると遠心力が働きますが、体はこれに耐えようとして円の中心側におのずと傾きますが、これを内傾動作と言われてています。
内傾動作は、普通に立っている時よりも、地面からの重心までの位置が低くなり、走り高跳びでは曲線を走ることで、重心の位置が下り、踏み切りしやすくなるわけです。
そして、背面跳びの助走は後半から曲線となり、ここでスピードをお落とさずに内傾姿勢にすることで重心が下り、踏切後にバーに背中を向けやすくなりますね。
また、内傾は体を真っ直ぐにして棒のようにしながら、円の中心に体を傾ければおのずと得られますが、頭を傾けたり、肩を入れたりしても遠心力とのバランスがとれずに内傾が得られません。
この姿勢の感覚を掴むのには、スラローム走の練習が適しています。
また、内傾には3種類のものがあり、走り高跳びで好成績を上げるのに是非知ってもらいたいポイントがあります。難しい理論を頭で考えても理解しがたいので、自転車を使った方法で自分で体感してみるのが一番分かりやすいでしょう。
難しい理論を簡単に理解する。走り高跳びで重要な「内傾」を正しく理解する方法とは?
関連ページ
- 走り高跳びのルールと駆け引き
- 走り高跳びの選手なら知っておきたいルールと駆け引きについてお伝えしています。
- 走り高跳び(背面跳び)の助走
- 自己ベストを更新する為の走り高跳び(背面跳び)の助走についてお伝えしています。
- 走り高跳びの踏切の仕方とコツ
- より高く跳ぶ為の踏切の仕方やコツについて紹介しています。
- 空中姿勢(クリアランス)のコツ
- 走り高跳びで自己記録を更新する為に欠かせない、空中姿勢(クリアランス)のコツについてお伝えしています。
- 記録を伸ばすスラローム走の練習
- 走り高跳びの記録を伸ばすスラローム走の練習について解説しています。
- 走り高跳びの起こし回転とは?
- 確かな技術を身につける為の、走り高跳びの基本について解説しています。
- 走り高跳びの短助走の跳躍練習
- 走り高跳びの短助走の跳躍練習について解説しています。
- バーに足が引っかかる主な原因とは?
- バーに足が引っかかる主な原因と対処法をお伝えしています。
- 走高跳びのトレーニング方法
- 走り高跳びのトレーニング方法について解説しています。
- 走り高跳びの接地の踏み切りドリル
- 接地の踏み切りドリルを紹介しています。
- 踏み切りでの接地のタイミング
- 踏み切りでの接地のタイミングについて解説しています。要チェック!
- 踏切りは基本練習が大切
- 踏切の基本練習について解説しています。
- 試合を想定した練習をしよう
- 走り高跳びには試合を想定した練習も必要です。 どのように行えばいいのか、解説しています。
- メンタルについて
- 走り高跳びに必要なメンタルと必要な技術についてお伝えしています。
- 走り高跳びの練習のコツ
- 走り高跳びの練習のコツについてお伝えしています。
- 集中力を高めるには?
- 確かな技術を身につける為の、走り高跳びの基本について解説しています。
- 試合の失敗の原因
- 確かな技術を身につける為の、走り高跳びの基本について解説しています。
- 走り高跳びの軸の筋力トレーニング
- 確かな技術を身につける為の、走り高跳びの基本について解説しています。
- 3歩助走の踏み切り練習
- 確かな技術を身につける為の、走り高跳びの基本について解説しています。
- 走り高跳びは筋力のつけすぎに注意
- 走り高跳びは筋力のつけすぎにも注意が必要です。なぜなら…。
- 踏み切り時の腕の使い方
- 走り高跳びの踏み切り時の腕の使い方や、そのメリット、デメリットをまとめています。
- 走り高跳びの補強トレーニングの重要性
- 走り高跳びの記録を伸ばす補強トレーニング、且つ技術練習とは…。
- 走り高跳びの軸づくり
- 走り高跳びなどの跳躍競技は軸づくりが大切です。