集中力を高めるには?
走り高跳びは集中力が大切になると思います。
陸上競技の種目の多くは他者と体が接触することはなく、その日の自分のできいかんで全てが決まります。
走り高跳びなら、自分の順番が来たら跳び、その記録で勝敗が決まるので、どれだけ自分のパーフォマンスだけに集中できるかという部分が非常に大切になってくるでしょう。
ただ、走り高跳びは出場選手が順番に跳ぶため、他の種目に比べると試合時間がとても長くなりますね。
なので、集中力スイッチのオンとオフの使い分けが大事になるかと。
どんなに優れた選手でも、競技の開始から終了までずっと集中し続けることはできませんから、どのようにスイッチを切り、跳ぶ前に入れるかです。
理想は、待ち時間はリラックスしておいて、自分が跳ぶときにパッと集中できることでしょうね。
これが上手くできないと、勝負どころでエネルギー切れになったりして、やればやるほど記録がふるわなくなってしまうというパターンに陥ってしまうことが多いのかなと思います。
とはいっても、「待ち時間はこうしなさい」とか、「これをしたほうがいい」とかというのは人それぞれなので言うことはできせんが、一つの方法としてルーティンワークを取り入れるのもいいかもしれません。
ルーティンは、本来やりたい動作をするために行う習慣や行動ですね。
有名なのは、ラグビーの五郎丸選手のキック前のポースだったり、メジャーリーグのイチロー選手のバッターボックスに入ってからの仕草などが良く知られています。
それをやることで、集中できて自分のパーフォーマンスが安定したり、持っている力がしっかり発揮できるなら、ルーティンはとても効果的だと思います。
ただ、いつでもどこでも出来る簡単なものにしたほうがいいでしょうね。
例えば、跳ぶ前に空を見つめて集中するとか色々やり方はあると思うんですけど、あれをしてこれもやってといくつも繋がっているようなやり方では、ルーティンをやるだけで斉一杯になってしまいます。
あくまで、跳ぶ前に集中して本番に力を発揮できるようにすることですから。
取り入れてみようという方は、普段の練習からやったほうがいいです。
いざ、本番だけにやろうとしても違和感にしかならず、本番で乱れてしまいますから、練習のいつも通りを試合にもってくることで安定感に繋がると思います。('ω')ノ
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