バーに足が引っかかる主な原因とは?
走り高跳びで「跳べた」と思った瞬間に、足がバーに引っかかるということはありませんか?
かと言って、足がバーに当たらないように気をつけると、今度は上半身がバーに当たってしまうということも少なくないでしょう。
そもそも身体がバーを越えているのに、最後に脚の膝下が引っかかってしまうのは、踏み切りの際にリードレッグ(振り上げ足)がしっかり上がっていない場合が殆どなんですね。
利き足の踏み切る方の足にばかり意識が向いてしまい、リードレッグを含めた踏み切り動作全体が把握出来ていないことが主な原因と考えれます。
大事なのは、最終局面で足が引っかからないように形だけ直そうとするのではなく、どうしてそういう動作になるのか、大元を知ることが重要なんですね。
また、跳躍には助走も大きく影響しているので、再度確認する必要があるでしょう。
例えば、バーの手前で曲がり過ぎてしまうと踏切位置がバーの真ん中に近くになり、更にバーから遠くからの踏み切りなってしまいますし、助走で直線的に入りすぎてしまうと、踏切位置が支柱に近くになり、今度は逆にバーに近くなりすぎて良くありません。
良いのはバー全体の3分の1あたりに踏み切り足がきて、その足がマットの対角に向いているのが丁度良い踏み切りでしょう。
なお、結果には必ず原因があるものなので、バーに足が引っかかるようなら、練習する時には踏切時にリードレッグの膝が高くしっかり上がっているか、助走から踏み切りまで正しく出来ているかなど、顧問の先生や仲間に見てもらいながら行うと良いでしょう。
また、脚の付け根から引き上げることがリードレッグで基本ですが、それを踏まえ、つま先の扱いに、あまり知られていないコツが紹介してあるので、それを知るだけでも即記録が伸びる可能性があるので、我流の練習で限界を感じている方は参考になるでしょう。
効果的な踏み込みを行うためのリードレッグの使い方とは?
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